Tomoyuki Torisu 
広島への原爆投下から80年となる2025年8月6日、長崎新聞に掲出した新聞広告です。被爆体験の継承が叫ばれて久しい中、「実際に被爆者の声を直接聞ける時間は、あとどれくらい残されているのか」という問いに向き合いました。
17,154人の被爆者のうち、現在も語り部として活動されている方はわずか40名。80歳を超え「命の続く限り」と語る彼らの切実な現状を可視化することで、減りゆく「戦争の証言」を今後いかに社会が継承していくべきか、その緊急性と重要性を訴求しています。
現在、長崎市で語り部として活動している被爆者*の数は40人。長崎市内の被爆者17,154人のうち、わずか0.2%です。平均年齢は86歳を超え、語り部を続ける被爆者に「あと何年、活動を続けられると思いますか?」と尋ねると「3年」「5年」「命の続く限り」「わからない」というこたえが返ってきます。
被爆者は声を上げ、核兵器がもたらすものを世界に伝えてきました。核使用のリスクが高まるなかで、その抑止力となっていた被爆者が、いつか本当にいなくなる。そのいつかは、迫っています。
戦後80年のその先も。被爆者が守ってきたものが、続いていくように。私たちには何ができるのだろうか。残された時間が、問いかけてきます。
*「長崎平和推進協会」「一般財団法人長崎原爆被災者協議会(被災協)」に登録し語り部として活動している被爆者
企画制作:長崎新聞社、電通、電通九州長崎支社、Better、プラグ
スーパーバイザー:牟田雄一郎
CD+C:鳥巣智行
AD:江波戸李生
ファクトチェック:林田光弘
D:鑓田佳広、小島幸菊
Web:牟田雄一郎、髙田優衣
Pr:福岡一磨、後藤洋平、永友 政彦
記事連携:三代直矢




































