発売当初「長崎五島ごとの特製カレー」として販売されていましたが、商品の特徴である「五島の鯛で出汁をとっていること」や「具が入っていないプレーンも販売していること」「手頃な価格で手にとりやすく、カレーソースとしても使ってもらえるくらい何にでもあう」という特徴を伝えるネーミングを意識しました。
商品の特徴のひとつ「なんにでもあう」ことを訴求するために、パッケージはシンプルなデザインに。チーズやビーフ、チキンなどのラインナップもシンプルな図形で表現しています。リーフレットやウェブサイトには刺身で食べられるほどに新鮮な五島の鯛のアラを使って出汁をとっていることや、加工の劣化を最小限にするために温度と時間の調整をしていることなど、おいしさの理由を示しました。またカレーソースとして活用してもらうべく、ごととモコメシが共同開発したアレンジレシピも掲載しています。
「食を通して五島の魅力を伝えたい」という「ごと」の企業理念に基づき、webサイトには「五島の風景にもあう」ことをコンセプトに五島の海や山で撮影をした動画を使用しています。読みながら食べるとカレーがもっとおいしくなる「福神漬けのような小冊子」には素材や製法へのこだわり、アレンジレシピのほかに五島の美しい自然を掲載しました。カレーを食べた人が五島を訪れてくれたら、そんなにうれしいことはありません。
まとめ買いをするともらえる「五島の風景からうまれたなんにでもあうふろしき」も制作しました。
現在、長崎県のお土産販売店やwebサイトのみならず、イオンやクイーンズ伊勢丹など全国のスーパーでもお買い求めいただけます。
Copywriting: Tomoyuki Torisu
Graphic Design: Hiroaki Anetai
Web Design: Yasunori Kadokura, Sou Nagai
Photograph: Yuki Morishima
Recipe: Mokomeshi
Client: GOTO