人間の環境を整備することは、地球環境に手を加えることでもある。人にも地球にも良い循環を建設しなければ、建設業の未来はない。そのような考えのもと、人間にも地球にもよい循環をつくるべく、4つのアクションからなる「GOOD CYCLE PROJECT」を立ち上げました。本プロジェクトでは淺沼組の営業、技術研究所、経営企画、設計、様々な部署の若手有志で構成されたチームとともに推進しています。
プロジェクトがスタートした際の新聞広告。循環を象徴する水滴に、自然と対峙する人間の姿が写っている瞬間をとらえたもの。「人間は、自然の一部になれるだろうか。」という問題提起とともに、持続可能な建設業を目指すことを宣言しました。
淺沼組の名古屋支店を改修するプロジェクトです。4トンにもおよぶ建設残土を、フロアの床や壁のほか、アップサイクルした建材「版築ブロック」として活用しました。吉野杉をほぼ丸ごと活用したファサードなども特徴的です。土や木といった自然素材と、それを生かすための技術がふんだんに用いられました。自然素材の活用や、既存躯体の有効活用、建材のアップサイクルなどの可能性を示すことに加え、空間ヘルスケアの知見なども活用し、人間にも地球にも良い環境を追求しています。2021年10月竣工。
設計:川島範久建築設計事務所+淺沼組
写真:鈴木淳平
GOOD CYCLE BUILDINGのコンセプトを多くの人に届けるためのプロダクトを制作しました。GOOD CYCLE BUILDINGのファサードに使用された推定樹齢130年の吉野杉を製材する際に生じた端材を活用し、香りを楽しむプロダクト『ヨシノチップス』を開発。コロナ禍で増えたおうち時間を、森の香りで満たし香りで空間をリノベーションするプロダクトです。GOOD CYCLE BUILDINGが竣工する半年前の2021年4月1日からクラウドファンディングで支援を呼びかけ終了時には282人による2,275,500円の支援を達成。プロジェクトで得た収益はすべて、奈良県の森を維持するための活動費として寄付しました。
淺沼組の若手社員が中心となり、GOOD CYCLEに関係のある実践者を訪ねながら、良い循環について考える記事コンテンツです。淺沼組だけではつくることができないGOOD CYCLEを、組織の枠、業種の枠をこえて、様々な人や業界と手を組みながら探求します。
「ReQuality」というコンセプトをもとに、淺沼組が総合建設会社として長年培ってきた、技術やノウハウをもとにしたサービスとしてパッケージ化しました。独自の技術やサービスで、建物の資産価値を守り、高め、スクラップアンドビルドではない手法を提案するものです。
プロジェクトから生まれる様々なアクションはwebサイトにアーカイブされています。
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Art Director: 古谷 萌
Designer: 湊村敏和 吉田壮一
Copywriter: 鳥巣智行 大江智之
Photographer: 池田直人
Photo Producer: 森田久美子
Printing Director: 二字奈穂美
Account Executive: 中筋瑛子
GOOD CYCLE PRODUCT
Product Designer: 早川和彦
Art Director: 古谷 萌
Designer: 湊村敏和 吉田壮一
Copywriter: 鳥巣智行 大江智之
Photographer: 池田直人
Stylist: 黄田英津子
Photo Producer: 森田久美子
Account Executive: 中筋瑛子
GOOD CYCLE TALK
Editor in chief: 伊藤ガビン
Writer: 後藤知佳
Photographer: 後藤武浩
Web
ArtDirector / Designer: 阿南圭吾
Engineer: 夏井瞬
Logo Motion: 黒川瑛紀
Producer: 加藤純
Project Manager: 馬庭達也
SNS・PR
Planner/Writer:さとう未知子
PR
Director:根本 陽平
Planner:松尾 雄介 木村 和貴