団地の商店街にみんなで働ける場所をつくる、建築家の能作淳平さんが手がけるプロジェクト。キッチン付きのシェアスペースの使い方は自由で、飲食店以外にもワークショップ、物販、イベントに使うことができる。サイドビジネスとしてやセカンドキャリアのチャレンジ、もしくは趣味の延長で小商いをはじめやすい場所となっています。さまざまな人の生業が集まることで寝るだけだったベッドタウンに、活気が生まれています。
対象となる物件は細長く、前後に大きな開口部がありトンネルのような形状をしていたことがネーミングのきっかけとなりました。地域の様々な魅力や資源を「掘ってつなげる」というこの場所のコンセプトや、トンネルで始めた新たなチャレンジが、トンネルを通り抜けて少しずつ大きくなり新たな景色につながってほしいというイメージも込められています。
意匠設計:能作淳平
ネーミング:鳥巣智行
ロゴ サイン:古谷萌
撮影|junpei nousaku architects