長崎市は平坦な土地が少ないこともあり、土地や家賃が高いことが「住みづらさ」の一因となってしまっている現状があります。その状況を変え長崎の住環境を改善していくために、民間と行政が手を組み取り組んでいるのが「住みよかプロジェクト」です。プロジェクトの一環として、住環境改善のために協働する民間企業を「住みよかプロジェクト認定企業」として認定する制度を設けることに。多様な業種の事業者とパートナー関係を築くための旗印をつくりたいと考えました。
マークは、長崎市を象徴する「N」を住みやすい住居に見立て、その中で様々な人がくつろいでいる様子を表現。加えて、「住みよかプロジェクト」という名前だけでは事業の目的や意義が伝わりづらいと考え「長崎市によりよい住まいを」というスローガンも制作しています。認定証やステッカーとして認定企業に配布し、街のなかに「住みよいN」が増えはじめています。
Creative Direction:Tomoyuki Torisu
Art Direction:Kimiko Sekido